多拠点生活のススメ~久しぶりに”おぎのやの釜めし”を食べました!~

湖畔の釜めし

多拠点生活にチャレンジしようと準備を進めているのですが、コロナ禍もあってなかなか思うように進みません。

そんな中でも、必要に応じて八ヶ岳の現地を訪れ、できることから始めています。

先日も準備のための現地に行くことがありました。
現地に着く時間がちょうどお昼時ということで、『どこで何を食べようか?』と考えていると、ふいに”おぎのやの釜めし”が頭に浮かびました。

以前、茅野駅に直結しているコワーキングスペース”ワークラボ八ヶ岳”に伺った時に、諏訪インターの近くにおぎのやさんがあるのは見ていました。

『多少足を延ばすことになるけど、”釜めし、食べたい”!』

ネットで営業状況を確認すると、大丈夫、しっかり営業していました。
めちゃくちゃワクワクする気持ちとともに、おぎのやさんに向かいました。

”峠の釜めし”でとても有名なおぎのやさんですが、僕にとってはスキーの思い出と見事に重なります。

というのは、もう40年ほど前になりますが、家族・親戚と赤倉温泉に初めてスキーに行きました。
当時は、上野駅から信越本線に乗って妙高高原駅まで約3時間半くらいだったと思います。
途中、碓氷峠を越えるのですがこれがあまりの急勾配なため、峠越え専用の強力な電気機関車を横川駅で連結するんですね。
その横川駅のホームに”峠の釜めし”を売るおじさんが待ち構えていたんです。
うちの団体は総勢12名だったと思いますが、大人(親達)が3人で僕は子供の中で年長者でした。
親に指示され、歳の近いいとこ3人で”釜めし調達部隊”が結成されました。
今でもそのドキドキを覚えています。
何にドキドキしたかと言えば、”電車を途中で一度降りてまた乗る”なんて経験はしたことが無い訳です。
単純に『発車時間に間に合わなければ置いていかれる』その不安感は半端じゃなかった。
ただ、ちょっとしたゲーム感覚もあって、同じくらいワクワクを感じていたのを覚えています。

駅に着く前から車両の出口でスタンバイし、ホームに電車が滑り込むとおじさんの位置をチェックしました。
扉が開くとおじさんまで猛ダッシュ。
何と方々からおじさんめがけて走ってくる大人たちがたくさん見えました。
更に加速しおじさんの元にたどり着くと、負けじと「12個ください!」と叫び、”釜めし調達部隊”は無事に釜めしをゲットして、意気揚々と車内に戻りました。

その連結作業は10分くらいあったんですかね?
普通に考えれば余裕なんですが、当時は子供だったので、”時間がない”、”買えなかったらヤバイ”ということでいっぱいいっぱいで、目的達成した時にはホッとしました。

以来、何年か続けてスキーに行くことになるのですが、横川駅で釜めしを買って食べるのが恒例行事となりました。
スキー自体ももちろん楽しかったのですが、その手前で釜めしを食べるというのが、更にワクワク感を沸き立たせてくれるいいルーティーンになっていました。

ということで、”峠の釜めし”は僕にとって、とても感慨深いものとなっています。
その釜めしを久しぶりに食べられるということで、とてもテンションが上がりました。

おぎのや 諏訪店

そこではもちろん懐かしい”峠の釜めし”の釜めしがありましたが、なんと、諏訪店限定の”湖畔の釜めし”というものがありました。

『めちゃくちゃ美味しかった!』

とても迷ったのですが、限定ものにも弱い性格が出てしまい、”湖畔の釜めし”を選択しました。
(次回は、思い出の”峠の釜めし”を食べたいと思います)

余談ですが、この器。
昔はよく持って帰っていました。
自宅でお茶碗代わりにご飯をよそって食べたりしていました。
おぎのやさんにの公式サイトで、器を有効活用したレシピを紹介しているので、よかったら見てみるのは如何でしょうか?
峠の釜めし本舗おぎのや (oginoya.co.jp)

現地拠点の整備として、通信環境整備(光通信・wifi設定・電話転送設定)が完了しました。
これで、いつ八ヶ岳でのリモートワークを開始しても問題が無い環境となりました。

釜めしも大満足でしたが、拠点周りを含めた環境の気持ちよさも感じ、改めて多拠点生活へのモチベーションが上がったし、特別な問題は無いことが再確認できました。

あとは、コロナ禍の状況を見極めつつ、自分の仕事とのバランスを考えて、楽しく実行に移していければと思っています。

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諏訪寛  (著) 形式: Kindle版