【『コロナ禍で改めて”お金”と”働き方”について思ったこと』という話】
✔給料が高ければ幸せか?
コロナ禍で仕事の質がちょっとずつ変化しています。
コロナによって”変わった”というより、”炙り出された”という表現の方が合っていると思います。
コロナが終息しても恐らく元には戻らず、ここから積み上げて、さらに変化した何かを生み出していくのだと思います。
こんな変化を感じながら最近、特に”幸せな人生”について、考えることがあります。
結論として、
『(もらう)給料をあげるだけでは幸せにならない』
と考えました。
例えば「給料を10倍にしてあげる」と言われたら、それは嬉しいですよね?
僕は嬉しいです。
しかし、手放しで喜べるか?と言われると少し複雑です。
何故なら、仮に会社勤めで高い給料をもらっていても、会社が嫌でも行かなければ給料がもらえない状態は真の幸せとは言えないと考えるからです。
自分が嫌だと思っていても、会社にお金が握られている状態は”自分で自分の人生のハンドリングができていない”ことになると思います。
これは”自分の人生を自由に生きている”とは言えず、なかなか辛いものがありますが、サラリーマンのほとんどがこの状況ですよね。
✔会社は「器」がいい
給料が高いだけでは幸せとは言えず、会社にライフラインを握られている状態を幸せとは言えないとすると、では、会社はどうあれば社員にとって良い会社となるのでしょうか?
僕は会社は「器」である方がいいと思います。
どういうことかというと、特に会社がこれから社員に提供しなきゃならないのは、『個人の成長のチャンスやフィールド』で、それを応援する体制と仕組みだと思います。
会社には、『個人のチャレンジを応援し、共に成長していくマインドが求められる』と。
会社はプラットフォームであり、社員にとって役に立つ、安心できる、信頼できる「器」であるべきだと思います。
もし、「会社が雇用を守っている(雇ってやっている)。だから、社員が会社(社長)のために、文句を言わずに働くのは当たり前だ」なんていう考えは非常に危険ですね。
時代遅れです。
社長も部長も社員も、実はお互い必要な存在であって、”偉い・偉く無い”では無く、単なる役割だと思います。
各々がそれぞれの役割をしっかり担って、全体で成長していく。
これが、これからのあるべき会社の姿だと思います。
今は個人が自分一人でお金を稼げる時代です。
フリーランスでも、人によっては相当なお金を稼ぐことができます。
昔は個人でお金を稼ぐことなんて簡単にはできなかったので、会社に就職して会社に尽くすことで給料をもらい、安定した生活を送れるようにすることが普通で幸せなことでした。
でも、今は決してそれだけじゃないですね。
“個人で稼ぐか?” or “会社で稼ぐか?”
極論すると、同じ土俵の選択肢になっていると言っても過言では無いかと思います。
単に給料が高いだけで無く、”自分が成長できるか?”、”楽しいか?”ということなどが会社が選ばれるポイントになってきている感じがします。
会社は、意欲と能力のある個人を集めチームを編成し、マネジメントを行い、個人では不可能なビッグプロジェクトをチームで成し遂げる。
こうして、個人に対して成長とチャレンジのチャンスといった付加価値を提供する。
このような条件を満たす会社には優秀な人材がどんどん集まるのでは無いでしょうか?
こんな会社は成長すると思いませんか?
こんな会社とは一緒に成長していけるのでは無いか?と思います。
僕個人としては、
『自分がやりたいこと、チャレンジしたいことが自由にできる環境が欲しい』
『その環境を手にすると幸せを感じるだろう』
そのために、
『自分がやりたいことが自由にできるように(それが叶うぶんだけ)お金が欲しい』
ということで、”お金が欲しい”とわかりました。
でもそれは、普通に働いていてはなかなか難しいということもわかっています。
なので、もっと努力を重ねる必要があります。
自由を手に入れるための大いなるチャレンジを頑張っています(笑)。
『コロナ禍で改めて”お金”と”働き方”について思ったこと』というお話しでした。
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諏訪寛 (著) 形式: Kindle版