【新型コロナ対応が始まってから5ヶ月で、僕の何が変わったか?】(その2)

Photo by senhako

前回はリモートワークが始まったところまででした。
今回はリモートワークで、何が変わったかをお伝えできればと思います。

『移動が無くなり、大量の時間が生み出された』

当たり前ですが、ほぼ移動が無くなりました。
具体的に言えば、

(コロナ前)
毎日通勤に往復約2.5時間
毎週2〜3日の出張の移動時間が1回14時間
見込みとして、5ヶ月で約361時間。

しかし、これが

(コロナ後)
出勤は5ヶ月で5回
出張は1泊2日が1回、日帰りが1回
5ヶ月で約32時間。

“移動が無くなった”という変化により、生み出された時間が、なんと約329時間。
実に、実働(8時間)41.1日分。

驚くべきことに、ざっくり”約2ヶ月分の時間”が生み出されていました。
逆に言えば、5ヶ月中の2ヶ月は移動に使っていたことになります。
もちろん、移動して相手と対面で話しをする価値は高いですし、新幹線などは移動中も仕事ができます。
とは言え、全く無駄とは言えないですが、効率の面ではロスがあるのは否定できないところでしょう。

“移動しなくても良い”というメリットは圧倒的だと思います。

実は、すぐにその効率の良さを実感しました。

リモートワークが始まって間もなくですが、大きめな仕事が3つほど重なりました。
しかも、納期も若干のズレはあるものの、ほぼ同じ。
内容的には継続で受けている仕事もあり、クリエイティブというよりは、どちらかと言えば作業中心に取り組めるものでした。

ただ、それぞれなかなかのボリュームがあったので、とにかく時間との勝負でした。

しかし、結果から言えば、3件とも余裕を持って終わらせることができました。

この結果の大きな要素は、3つありました。

1.出張での会議がzoomになった
2.出社していないので、余計な会議・打合せに巻き込まれない

1.は出張先でも会議・打合せが主でしたが、これが全てzoomに変わり、会議開始の直前まで違う仕事ができました。
2.は会社にいないので「ちょっといいかな?」的に呼ばれることが無くなったため、集中して作業ができるようになりました。

そした、3つ目。
これはちょっと地味な感じですが、強く感じたことです。

3.身体への負担が減った。疲労をコントロールできる。

なんと言っても、睡眠時間がしっかり確保できるようになるということです。
僕の場合は、往復で約2.5時間の通勤時間ですが、極論すれば2.5時間余計に寝ることができるという事です。
3週間過ぎた辺りで、リモートワークにも慣れてきた頃、疲労というか身体へのダメージが少ないことに気づきました。
これは当然仕事にも良い影響があります。
ダメージが無い状態で仕事ができるので効率が良い。
効率が良いからストレスを感じない。
ストレスが無いからメンタルや身体へのダメージが無い。
こんな感じで、日々良いサイクルで回っていると感じています。

逆に、出社や移動をした日は、身体へのダメージを感じます。
ブランクも影響しているのでしょうが、なんとも言えない疲れを感じるようになってしまいました。

このように”圧倒的に時間を生み出す+身体的なダメージの軽減”というプラスの側面のおかげで『ちょっと厳しいかな?』と思われた仕事をしっかり終わらせることができました。

逆に、もし以前のままであったら、時間に追われ恐らく何日も残業して仕事を終わらせることになったと思います。
当然疲労やストレスも大きくなり、他の仕事にも影響したかも知れません。
僕にとっては、このタイミングでリモートワークが始まったのはラッキーと言えると思っています。

ですが、僕がこのリモートワークを満喫できているのは、ネットワーク環境を整えてくれている会社のおかげもありますが、なんと言っても、コロナ禍でありながら出社を続けて、事務的な仕事やその他必要なら仕事をして僕たちをサポートしてくれているスタッフの方々のおかげです。
残念ながら、全ての仕事をリモートで行うことはできません。
特に今はまだクライアント等との書類でのやり取りも多く、そのためにスタッフの方々の協力を頂いています。
その方々に感謝しながら、日々仕事しています。

このように、リモートワークのおかげで大量の時間が生み出されました。

ただ、業務時間が減った訳ではありません。
増えたのは、いわゆる”プライベートの時間”ということになります。

なので、増えた時間を活用して、いろいろ始めてみることにしました。

次回は、そのことについて、お話しできればと思います。

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