台風15号被害

Photo by artratio

台風19号の被害が、広範囲且つ大規模になっています。

実は、台風15号の時にほんの少しですが、自宅が被害にあいました。

9月9日(月)午前3時頃。
外はすごい暴風で、窓ガラスが『今にも割れるんじゃないか?』と思うくらいでした。

外でバタバタと何かが煽られている音がしたので窓から覗くと、エコキュートのカバーパネルがバタバタと風に煽られ、今にも吹き飛びそうな状況でした。

とにかく、飛散養生をしようと、僕は上半身裸で外に出ました。(どうせ、びしょ濡れになるのは決まっていたので)

しかし、そこは、今まで体験したことが無い、とんでもない暴風雨でした。

パネルが飛ばないようにしようと思いましたが、こんな状況は想定していなかったので、ロープやヒモもありません。
視界に入った洗濯ロープ(5m)×2本使い、何とかしてパネルの固定を試みました。

がしかし、そもそもそれ用では無いため、上手く縛ることが出来ません。

しかし、ここで更に想定外だったのは、”とてつもなく寒い”ということでした。
気温はそんなに低くなかったと思います。

『あれ?寒いか?』と思ったと同時にガタガタ震えだし、呼吸が荒くなっていきました。
『早くしないと』と思いながらも手先に震えも加わり、余計上手く縛れない。
パネルはバタバタ暴れてる。
身体は風に持っていかれそうになる。
そんな状況にもしかしたら、軽いパニック状態になっていたかも知れません。

大袈裟で無く、その時は本当に命の危険を感じて、一旦作業を止め、息子を起こして手伝ってもらいました。
もちろん、服は着ました。

二人掛かりで、応急処置を終わらせましたが、何と1時間近く掛かりました。

パネルはなんとか持ち堪え、ご近所に被害を与えることも無く、また幸い、息子共々体調を崩すこともありませんでした。

この経験は、とても貴重なものでした。
“危険を感じる暴風雨”
映像の中でしか見たことがありませんでしたが、『こういう感じか』と身をもって体験しました。

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