“e-Palette”が家になる⁈

Julien TromeurによるPixabayからの画像

遠く無い未来、個人が”e-Palette”を所有(リース含む)して、その中で生活をするようになるのでは?と思う。

その中ではリモートワークで、仕事も行う。どうしても、対面で打合せ等行う、現場へ出向く必要があれば、”e-Palette”ごと移動できる。

時間的に制約がある場合は、新幹線・飛行機等の公共交通機関を併用。時々によって、最適な行動を選択する。

今の家で行われている家族団欒などは、”e-Palette”の専用の駐車スペースを兼ね備えたプラットホームのシェアリビング・シェアキッチンを利用する、等が考えられる。

つまり、その時々の家族の予定・都合により、集まる場所を変えられるということ。

例えば、平日の夕食、家族の予定に合わせて、最適なレストランに集まる。食事が終わり、寝るのみとなれば、それぞれの”e-Palette”に戻り眠る。そして、それぞれの翌日の予定に合わせて、最適な時間に最適な場所に移動する。

家族それぞれの部屋が部屋こと移動するイメージだ。そうなれば、いわゆる従来の”固定された家”は不要になる。

「家族が安心して暮らせるのが家の役割」というかも知れないが、家族と暮らしている人達は、家に帰るというより、”家族の元に帰っている”という方がしっくりくるのでは無いだろうか?日常的に家族とコミュニケーションが取れるならば、その場所は必ずしも固定されている必要は無いと思う。

個々人の差はあるだろうが、一般的に、23時から5時の6時間は睡眠の時間帯と思われる。単純だが、その時間を物理的な移動に当てることで、活動効率は飛躍的に上がると思う。

家が固定されている必要が無ければ、社会に大きなインパクトを与えると思う。

“e-Palette”を含め、モビリティサービス関連技術、インフラの更なる進化やいろいろな制度整備が必要だが、そんな時代はそう遠くない未来に確実にやって来るのでは?と思っている。

https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/20508200.html

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