【ヤマダ電機で”ファン経済”を感じた話】

ヤマダ電機さん、割とよく行きます。

ヨドバシカメラさん、ビックカメラさん、ケーズデンキさん等々、いわゆる家電量販店はいくつもありますが、僕はヤマダ電機さんをよく利用します。

理由は単純で、割と近所で昔から利用していて馴染みがあるのと、車で行きやすいというのが主な理由。

ヨドバシカメラさん、ビックカメラさんは残念ながら近所に無いんです。
ケーズデンキさんは同じような距離感なんだけど、開店したのは割と最近で、既に僕の中では”家電はヤマダ電機”が根付いていました。
その後、それをひっくり返すほどのインパクトは感じてはいないんですね。

という訳で、どちらかと言えば消去法的に選んでいる感じで、なんか全体的にディスってるようにみえるかも知れませんが、当然そんな気持ちはまったくありません。

偉そうに聞こえるかも知れませんが、ヤマダ電機さんは僕にとって、いい意味で失点が無いんですよね。
ヤマダ電機を止める理由が特に見当たらない。

TV、ブルーレイレコーダー、洗濯機、エアコン、電子レンジ、掃除機など。
自宅の大型家電製品は、ほぼヤマダ電機さんで購入しています。

実は、トイレの給水配管から漏水があってトイレを丸ごと交換したことがありましたが、その時ですらヤマダ電機さんに頼みました。

僕も一応建築業界の人間なので、いろいろ調べましたが、総合的にヤマダ電機さんに頼むのがベストという判断になりました。

もしかしたら、住宅関連のお仕事をされている方からすれば、”費用面等々含めてあり得ない話”という方もいらっしゃるかも知れませんが、それはやはり、その方がその業界・その領域に精通されているからだと思います。

いわゆる住宅関連と非住宅関連ではかなり違いがありますね。
わかってはいたことではありましたが、自宅でいろいろ不具合が出てメンテナンスが必要になる度にそのことは本当に痛感します。

ちょっと話が逸れましたが、このように僕はなんだかんだでヤマダ電機さんが大好きなんですね。

そのヤマダ電機さん、最近進化したんです。
特に、僕が良くいく店舗は大きく様変わりしていました。

ちょっとご無沙汰してしまっていて、久しぶりに行ったのですが驚きました。
リフォーム事業や日用品販売は前から行っていたのですが、大塚家具を子会社化したことで、家具関係のスペースができていました。
そこでは、オシャレな感じの家具と大型TVが併せて展示されるなど、購入者側からすると非常にわかりやすい提案で、効率の良さを感じました。
まさに、トータルコーディネイトですね。

特に、詳しく話しは聞くことは無かったのですが、例えば、展示の家具・家電をセットで購入したら、それ相当の値引が期待できるのでは?と勝手に考えています。

家具・家電、それぞれ強力な競合他社がいますが、僕自身としては、更にヤマダ電機さんを利用する理由がきたかな?と感じています。

そのヤマダ電機さんにまたまたお世話になる場面がやってきました。

もうすぐ暑い夏がやってきますね。

実は子供部屋のエアコンが1台、寿命を迎えそうなんですね。
正確には覚えていないのですが、恐らく20年選手に近いと思います。
リモート授業と通学と併用されていることから、自宅で勉強する時間が多いんですね。
そんな中でエアコンの故障は学業にも支障をきたす恐れがあります。
さすがにもう危ないので、これは買い換えないといけない。

それと、僕自身についての問題もあります。
コロナ禍によるリモートワーク推奨の影響で我が家は家族それぞれ個室制に変わりました。
そして、僕自身も個室を持てた訳ですが、僕の部屋になったところには必要が無かったのでもともとエアコンがついていないんです。
昨年(2020年)10月下旬から個室になったので、夏は終わっていたんですね。
季節的にはもうクーラーは要らない感じで、特に問題はありませんでした。
冬場は暖房が必要だったんですが、エアコンというよりは小型のヒーターで対応できていました。

しかし、夏はそうはいかないですね。
小型クーラーみたいなのを探してはみましたが、さすがに無い。

ただ、
「コロナ禍だけど、平日はほぼ毎日出勤している。土日や休みの日はまあリビングにいるとか、外出するとかでやり過ごせるのでは無いか?」
「夜が心配だけど、扇風機を使えば何とかなるのでは?わざわざ、クーラーを買い足す必要は無いのでは無いか?」
そんな風に考えてはみたものの、冷静に考えればヤバいのは寝てる時ですよね?

「あの熱帯夜に絶えられる訳がない!」

結果、クーラーを買い足す必然性を認識しました。

そして更にタイミングが悪いことに、電子レンジの寿命も風前の灯火なんです。
センサー部分がダメになってるのか、温度以上のエラーが連発して、温め・解凍がまともにできません。

ただこれも既に10年選手。
「よくもった」といっても過言ではないでしょう。

このように、このタイミングで、”クーラー2台、電子レンジ1台”の購入が決定しました。

経済的に大ダメージですが、仕方ないところです・・・。

で、早速、ヤマダ電機に向かいました。

今回、とても気持ちよかったんですよね。

まず、エアコン売り場で担当して頂いたIさん。

何て言うんですかね、非常に対応のテンポというか、会話のテンポがよかったんですね。
こちらの聞きたいことにもしっかり答えてくれて、考えている時は待ってくれて。
いい感じの間で、意思決定を後押すような提案をくれたりとか。

これだけだとどこの店員さんでもやっているような対応だとは思いますが、違ったのはIさんのキャラですかね?
会話や対応の中に、しっかり人柄というかキャラが出ているように感じました。
一言で言えば、『信用できるな』と感じたということです。

”人を見る目が軽いな”と思われるかもしれないですが、僕も商売柄、いろいろな人を見ますし、いろいろなポジション・役割で相対したりします。
なので、瞬間的にその人が少なくとも”僕と合うか合わないか?”というのを察する能力は鍛えられていると思っています。

そんな僕のセンサーがポジティブな反応をしたんですね。
僕の中ではほぼ購入は決定的だったんですが、日程等の調整もあったので、今日は購入しませんでした。
しかし、Iさんの名刺を頂き、後日改めて来店することを伝えました。

次に、電子レンジです。

ここで担当して頂いたのは、Sさん。

このSさんは、Iさんとはまた違う印象でした。

何より、知識が豊富で自信をもって説明されているようでした。

僕自身、最近の電子レンジ事情をまったく知らず、予備知識もゼロだったのですが、メーカー・機種について、一つ一つ丁寧に、とてもわかりやすく説明してくれました。

我が家も今までの電子レンジの使い方をお話しすると、使い勝手や必要機能を含めていくつか候補の提案もしてくれ、「一度、ご家族でご相談なさってください」ということで、変に即決を迫ることもありませんでした。

家族で相談した上で、間違いなく、僕はYさんにお声掛けして、新しい電子レンジを買うでしょう。

今日、僕はこのお二人を単純に”好き”と感じました。

非常に気持ちのいいやり取りができたんですね。

そして大切なのは、僕の気持ちの中で『同じ買うなら、IさんとSさんから買おう』と思ったことではないでしょうか?

実際に彼らに購入を担当してもらったとして、彼らにインセンティブが働くかはわかりませんが、『もし、何か彼らに点数が入るなら、その応援になれば』と思ったことが大切なんだと思います。

僕自身がこのように思ったこと、SさんとYさんがこのように思わせてくれたことは僕自身にとってとても勉強になりました。

”しっかりと相手に寄り添い、課題に向き合う”
”確かな知識・技術で相手の期待に応える・期待を上回る”

『同じ仕事を頼むならこの人にお願いしたい』

そう思われるような仕事をしなければ、と改めて思いました。

「ヤマダ電機で”ファン経済”を感じた話」でした。

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