台風19号

Photo by zerokuro

台風19号の上陸、被害発生から一週間以上経ちましたが、その被害は甚大で東日本各地でまだまだ大きな影響が出ています。

箱根登山鉄道では、一週間が経っても被害の実態を把握しきれておらず、復旧作業すら始められない状態だということです。

台風19号の接近前は”最強クラスの台風”ということで、風に対する警告が主だったかと思います。

しかし、今回甚大な被害を引き起こしたのは、大雨の影響による土砂災害を含めた”水害”でした。

月の半分ほど福島県(主に浜通りと中通り)に行っていますが、被害を目の当たりにしています。

郡山駅前では川の氾濫による床上浸水の被害で発生した災害ゴミが道路の路肩に積み上げられていました。(つい一週間前までは、それぞれ大切なものだったのでしょうが)
川に掛かった橋桁には、枝や草が沢山引っかかっていました。
普段よく通る道の景色の変化に衝撃を受けました。

いわき市では、今も3万6000戸近くが断水しています。
先週、いわき宿泊予定でしたが、ホテルから「復旧の目処が立たない」と連絡があり、申し訳無いですがキャンセルさせて頂きました。

千曲川の決壊、阿武隈川の決壊が代表的ですが、水害の恐ろしさを本当にまざまざと見せつけられた気がします。

一番怖いのは”巨大地震”と思っていましたが、”巨大台風+洪水”は発生確率を考えると、一番備えなければならない災害なのかな、と思います。

台風はおそらく毎年、しかも何度もやって来ると思います。
しかし、台風自体は瞬間的に突然起こる訳ではありません。
(ただ、発生場所が年々日本列島に近づいているようですが)
備える時間、出来ることはあると思います。

自分なりに出来るだけの対策をし、命を守る行動をしたいと思います。

そのための準備を今からしなくては。

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